白山恐竜パーク白峰へ行こう

恐竜の名産地

北陸は恐竜の名産地、て、妙な表現かもしれませんが、福井や石川では、恐竜の化石がよく出土されますよね。それは地層の状態や、古代の地形とか気候などが関係しているのだと思います。また、現代における土地の開発状況にもよるのでしょうね。個人的にも恐竜や怪獣の類は好きで、子供の頃に読んだ恐竜図鑑に「ステゴサウルスは鈍感だった」といった意味が書いてあり、「ああ、そうなんだ、からだが大きいものね」などと思った事が、今でも脳裏に焼きついています。

化石や標本、資料を観る事が出来る施設としては、2000年に開館した福井県立恐竜博物館がありますよね。福井県勝山市の「かつやま恐竜の森」内の、敷地面積が約30,000�uもある博物館です。ドーム型の常設展示室には、福井県より出土したフクイラプトル、フクイサウルス、ニッポノサウルスの骨格展示や、世界の恐竜オールスターズが「出演」するジオラマが展開されています。

そして、石川県にも恐竜に関するレクリエーション施設があります。白山恐竜パーク白峰 です。

白山で恐竜と温泉三昧

白山恐竜パーク白峰で何が見られるのか調べてみました。

ディプロドクスというジュラ紀の竜脚類恐竜のレプリカが展示されています。北米に棲息していたそうで、事業家として名高いD. カーネギーイ氏も、その発掘プロジェクトに協賛していたようです。当館では、そのカーネギ博物館の標本のレプリカを観る事が出来ます。ディプロドクスは、尻尾が凄く長いのですが、こちらの複製は、全長28mもあるのだそうです。

また、白亜紀後期に生きていた草食のプロトケラトプスの複製があります。 トリケラトプスと同系統の恐竜のようで、モンゴルあたりに棲息していたのだそうです。 湿地や沼地に居たとも言われています。

そして「暴君爬虫類」を名に冠した肉食恐竜の王者、ティラノサウルスの12mの模型が展示されています。 最近、化石標本をCTスキャンなどで調査した結果、他の種と比較して、 大変に嗅覚が優れていた事がわかったそうです。

ちなみにティラノサウルスには、発音によって色々な呼称がなされていますが、
白山恐竜パーク白峰では「チランノサウルス」と表記されています。

「ふるさと映像館」では、9面マルチシアターで恐竜の世界や白峰地方の歴史や生活についてが上映されています。