治し方や治療法

しもやけの治し方や治療法については、血行を良くする行為を行う方法がまずは考えられます。


私が子供の頃によくやったのが、お風呂くらいの温かなお湯(熱すぎない程度)にしばらく漬けて、それから冷たい水道の水にさっと漬けるのを、何度か繰り返して、血行を促す治し方です。また適宜、患部をマッサージする事は、効果が期待出来るのではないかと思います。

赤ちゃんは、入浴時に患部を中心にゆっくりと優しくマッサージしてあげるのも良いかと思います。


食生活においては、血行の促進に効果があるビタミンEを積極的に摂取すると良いとされております。冷え性の方にも良いとされている栄養素で、たとえば大豆、植物油、日本茶、モロヘイヤ、アーモンドなどに豊富に含まれています。それから、ビタミンEはサプリメントでも摂れますね。


ビタミンE(トコフェロール)配合の内服やクリーム、かゆみ止めクリームを塗る治し方もあります。しもやけやあかぎれの乾燥がひどい場合には、肌の具合を見ながら、油分を補うハンドクリームなどを塗る方法もあります。


予防とも関連してきますが、患部を湿気させない事や保温に気を配るも大切です。

たとえば、就寝時に、クリームを塗って靴下や手袋して眠られる方もいらっしゃいます。


なお、かゆみがあっても患部を掻かない方が治りが早いです。そして、症状がひどい場合には、皮膚科のある病院で診てもらい、治し方や治療の的確なアドバイスを受けられる事をおすすめします。

原因と症状

しもやけ(霜焼け)は、霜が降りる頃に良く症状が出るので、そのように名付けられたのかな、と思います。

難しくは「凍瘡(とうそう)」と言います。子供の頃によくできた記憶があります。


子供に出来やすい原因としては、学校や遊びなどで、外気に思いっきり当たる機会が、大人よりも比較的多いからかもしれません。しかし個人的には、大人になった今でも、冬場になると足の指にしもやけが出来て、「いたがゆい」思いをする事がしばしばあります。


しもやけの原因は、外気温の高低差と私たちの身体の表面体温、そして湿度などとの関係により、
血管の収縮がスムーズにいかなくなって血流に循環障害が起こり、引き起こされるものだとされています。

すると、血行不良な状態が原因・要因だと解釈出来ますよね。


一般的には腫れ上がって、赤や紫系の色にうっ血したような症状が起こります。血行障害が起こりやすい身体の末端部など(手足、耳、頬)などに多く発生します。1日の気温の差の関係上、寒くなり始めた頃や、春に季節が変わろうとする頃に発生する方が多いようですが、冬の時期全般において症状が起こる方もいれば、夏などの時期にも発生する方がいるそうです。なお、子供や赤ちゃん、幼児のみならず、私のような大人になっても、しもやけになります。


しもやけの症状が収まらない場合、肌の乾燥具合などによっては、皮膚の角質層に「ひび」が入ることがあります。この程度の重い状態を「あかぎれ」と言います。湿疹の一種です。あかぎれになると、痒いというよりはむしろ痛いですよね。

特に水を使う作業をする場合などは辛いです。また重度になると、出血することもあります。


ところで、私の家族の一人は、足の指先が腫れ「しもやけかな?」と思っていました。そして、足のかかとも痛むので専門医に診てもらったところ、膠原病の可能性がある旨を指摘されました。似たような症状が表れる事があるらしいのです。何かおかしいかな?と思われる方は、専門医にご相談された方が良いかもしれません。


しもやけやあかぎれに関する、治し方や治療法などについて記してみました。少しでもご参考になれば幸いです。



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予防や対策について

しもやけの予防や対策としては、治し方とも共通しますが、
「あたかかくし血行を良くする事」「肌の保湿に留意する事」そして、「水に濡れた場合の対応」が基本ではないかと思います。


(外出時)

防寒に気を配ります。子供や赤ちゃん、幼児には、帽子やイヤーウォーマー、手袋などを着用させます。


(手袋の使用)

家庭で洗濯・掃除・炊事・植栽作業など水を使用する作業をする場合には、ゴム等の手袋をします。


(手足を濡らした場合)

水気を良く拭き取ります。雨や雪の日に履いた靴は良く乾燥させ靴下は履き替えます。湿気(水分)が肌等に残ると、皮膚表面と外気(又は室内)との温度差が平常より大きくなり、しもやけの原因になるようです。


(クリームの塗布)

その個人の体質や皮膚の状態を勘案した上で、保湿性の高いクリームで皮膚の乾燥の予防や対策をします。またワセリンも保湿性が高い物質です。


(マッサージを行う)

適宜、手の指や足の指など症状が出やすい部位に、優しくマッサージを行い血行を促し予防対策をします。